
岡崎字幕映画祭実行委員会

岡崎字幕映画祭実行委員会代表
天野慎介
聞こえの応援団活動にて3年前より、日本語映画の字幕上映期間、場所を調べてHPやSNS、ニュースレターなどでご紹介しておりました。
昨年、岡崎市100年記念イベントを募集していると聞き、より多くの方に日本語映画字幕を知って頂きたい!バリアフリーな岡崎になってほしいと思い、仲間の協力を得て新世紀岡崎チャレンジ100に応募しました。
採択を受け、第1回岡崎字幕映画祭をこの秋に開催致します。
では、なぜ?映画字幕なのか? それは、難聴者の方にとって邦画(日本映画)を楽しむのは簡単なことではありません。なぜなら日本語字幕がついていないからです。
洋画は字幕があるので楽しむことができます。しかし、邦画は日本語なので字幕という概念がありません。
最近では少しずつ日本語字幕映画が上映されるようになりました。それでもまだ、上映日数が少なかったり、日本語字幕がつく映画を上映する映画館が少なかったりと、現状は満足できるものではありません。
難聴者と健常者のお友達が、または親子が、一緒に映画を観にいって同じように楽しめるようになるためには字幕映画の存在をもっと知っていただく必要があります。
難聴者だけなく健聴者の方にもご参加いただき、字幕映画をとおして、難聴へのご理解を深めるきっかけとなり、よりバリアフリーで優しい岡崎になることを願っています。
岡崎市ボランティア連絡協議会
小竹史朗
「聞こえの不自由な方も、邦画を大勢の方と同じ空間で楽しむこと」を目的として立ち上げた岡崎字幕映画祭です。本日は映画を楽しみながらも私たちの想いに共感していただける方が増えることをねがっております。そして最終の目標はこの会が不要になる時まで、つまり、どの映画館でも字幕の邦画が頻繁に放映される日まで、今日お集りの皆様と共に声をあげ続けられたらと思っています。
岡崎市難聴・中途失聴者の会
羽田野 裕子
本日の映画では、みなさんの耳に入ってくる全ての話し言葉、チャイム等の環境音がすべて字幕で流れています。字幕を通して、耳の聞こえない人も聞こえる人も一緒に、いつでも楽しめる映画館が現れるように、みなさんの声で社会を変えていきましょう。耳が聞こえない人にとって「字幕がない映画は、無声映画」です。